横峰沙弥香連載「へたのよこずき」バナー

子どもに自分の仕事の話を聞かせる?子どもの前で「疲れた」なんて言ってしまうのはダメなことなの?

このあたりの話は永遠に正解がわからないとわかっているのに、いつも頭のどこかに居座っている厄介なテーマだなと思います。

子どもに「疲れた」はダメ?働く母のスタンスに正解はあるのか

仕事上で出会った「働くママ」たちは、割とざっくばらんにご自身のスタンスを話してくれることが多く、それぞれのやり方・考え方に感銘を受けること多々。

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私はというと、いまだにはっきりしたポリシーは持っておりません。子どもの前で仕事の話はあまり持ち出さずにいましたが、それは「切り替え」だとか「子どもに聞かせるべきではないことが云々」という立派な理由からではなく、単純に、子どもたちが聞いても面白くないだろうと思っていたからです。

最近は息子から質問されるままに仕事の話を割と赤裸々に話したりもします。いいことも大変なことも全部。息子はけっこう面白がって聞いています。

気持ちもコンディションも家族で共有したい

カッコいいお母さんでいたい気持ちはやまやまですが、ヘトヘトなときは全身から疲れを発散させてしまいますし、そんな私を見た息子から「だいじょうぶ?」なんて声をかけられてハッとしたりなんていう有様で、ときどき罪悪感を持ってしまうこともあります。

とはいえ、我が子からの気遣いの言葉にはホロリとしたり、そんな毎日です。

要は嬉しいことや楽しいことと一緒に弱さや苦労も見せてしまっているスタンスなのですが、私のスペックで無理をするとボロが出てもっとひどいことになるのは明白。

「気持ちとコンディションの共有」というかたちでこのスタイルをうまく確立できないものか、と思案中です。

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文・イラスト/横峰沙弥香