先の自然災害で被災した安房地域の生産者の復興を支援するため、南房総市の柑橘類の販売会が5日、都内で開催されました。「安房みかん復興支援マルシェ」はこの秋襲来した台風や大雨に見舞われた安房地域の4つの市と町の農業生産者の復興を支援しようとJAが開催したもので、南房総市の柑橘類の生産者らが東京・大手町で南房総市産の柑橘類を販売しました。

 陳列棚には、旬を迎えた温州みかん、レモン、ゆずが並び台風などの影響でキズの付いたものも特別に販売され、オープンから30分もしないうちに相場より安くて新鮮な果物を買い求める客の長蛇の列ができていました。3種類の柑橘類すべて購入した女性は、「生産者の顔が見える安心安全な果物だし、復興支援の役に立ちたかった」と話していました。JAによりますと安房地域の農業被害額は農業施設の損壊を中心に約50億円に上り、生産者の中には、離農を検討する人も出てきているということです。

南房総市の生産者
「こういう大きな被害だと野菜なら今年だめなら来年となるがレモンやゆず、びわなどの果樹は2年、3年とかかるのであきらめるのは心配。こういうところで支持してもらって出荷できればもうちょっとやろうと元気が出る」