成田空港の国際競争力を強化しようと、千葉県は国に対し空港周辺9市町における「国家戦略特区」の提案を行いました。

 県によりますと国家戦略特区の提案は、成田空港を旅客のみならず航空貨物の東アジアの拠点とすることで、日本の国際競争力の強化を目指そうと、1月15日に県が国に対し提案したものです。

 特区の対象は成田市や富里市、栄町や芝山町など、空港周辺の9市町で、土地利用の弾力化による事業用地の確保や物流業界における外国人材の活用など4項目で構成されています。具体的には土地利用規制の緩和で物流施設などの整備を促進するほか、外国人の在留資格の特定技能に新たに「倉庫業」を加え、人手不足の解消を目指すことなどを挙げています。

 空港周辺地域の国家戦略特区指定の提案を巡っては、2020年3月に国と県、周辺9市町と空港会社で構成される四者協議会で検討の必要性が挙げられていたほか、12月定例県議会では森田知事が1月中に国に提案する方針を示していました。