子どもと保護者の安全、安心の確保に向けて、千葉県松戸市は市内に住む、小学生がいる家庭向けに、GPS端末の購入費を最大1万円まで補助する方針を発表しました。

 市によりますと、この事業はGPS端末を活用することで、登下校時のほか、日常的にも児童の安全を確保しつつ、保護者の負担を軽減しようと実施するもので、県内では初めての取り組みです。

 補助対象となる端末は、キッズケータイなどは含まず、原則、位置情報の取得のみを目的とする端末で、購入費などの初期費用を、児童1人当たり最大1万円まで補助します。

 対象者は市内に住む全ての小学生の保護者で、2022年9月末時点の対象児童数は、2万3000人余りに上っています。

 市は申請数を全体の1割程度と見込み、事業費約1785万円を含む補正予算案を、12月7日開会の定例市議会に提出する方針です。

 松戸市では、2022年9月から10月にかけて、市内の小学校に通う女の子が行方不明になったのち、死亡して見つかった事案が発生していて、本郷谷健次市長は11月30日の会見で、次のように述べました。

松戸市 本郷谷健次 市長
「大変悲しい事案が起きた。防止できなかったかという観点から検討してきた。防ぐことは難しかったが、1つの手段として保護者が子どもの居場所確認できれば、保護者にとっても子どもにとっても有意義だと思う」