5月12日の母の日に向け、千葉県市川市の農園では4月30日、出荷を控えたカーネーションの手入れが行われていました。

 市川市内で最も多くのカーネーションを生産している「岡本農園」では、赤やピンク、黄色など色とりどりのカーネーションあわせて約30種、2万5000株が栽培されています。

 30日は出荷を控えたカーネーションの手入れが行われ、農園の人らが手作業で古くなった花を摘むなどして形を整えていきました。

 2024年のカーネーションは日照不足の影響を受けたものの、数日前に日差しが戻るなどして平年並みに咲いたということです。

 農園の岡本尚之さんは、「カーネーションが感謝の気持ちを伝える手助けになればうれしい」と話しています。

 カーネーションは5月上旬をピークに都内の市場などに出荷される予定です。

岡本農園 岡本成生 さん
「全国のお母さんのためにも一鉢一鉢しっかりと出荷していこうと思うのと、運搬事故などもないように気を付けて出荷していきたい」