高校生が地元の企業や商店などから経済やビジネスの最前線を学び、地域課題の解決を目指す…そんな取り組みが茂原市の高校で始まっています。

 「茂高街塾」は、県立茂原高校の探求学習の一つで、1年生の生徒全員がインターンシップなどを通じて課題解決力の習得を目指しています。

 6月17日は、生徒たちがグループごとに地元の工務店や飲食店の担当者から地域で営む事業の概要のほか、「地域の魅力を活用した民泊」や「茂原の優位性を創る産業」など地域資源を生かした取り組みなどの説明を受けました。

 生徒たちは今後、インターンシップを経て具体的な地域課題を設定し、その解決策を動画などにまとめてビジネスコンテストに応募する予定だということです。

 参加した生徒は―
 「茂原七夕祭り開催時とそうでないときの人の数を(地域課題として)考えていきたい」

 参加した生徒は―
「この環境があること自体ありがたいし、自分の将来を考えるのに貴重な体験で参考にしたい」