乃木坂46の元メンバーで作家としても活躍する、タレント高山一実(30)が18日、東京都内でアニメ映画「トラペジウム」の公開御礼舞台あいさつに声優を務めた結川あさき、西野七瀬(29)、内村光良(59)とともに出席した。

 高山の小説家デビュー作が原作。アイドルを目指す高校生・東ゆう(結川)が夢に向かって進むストーリー。

 累計30万部を達成した小説の映画化に、高山は「こういう場は小説を書いてなかったらなかったと思うと、書いて良かった」と感激。映画の感想も多く寄せられ、不等辺四辺形を意味するタイトルを踏まえ「いろいろなご意見を頂けるのは、『トラペジウム』のタイトルにつながってうれしい。自分の作品の感想を見る機会も初めてで、ありがたい」とかみしめた。

 元乃木坂1期生で”たかせまるコンビ”として仲良しの高山&西野は、ゆうたちがボランティア活動で親交を深める伊丹秀一(内村)の仲間のおじいさん役。西野は、異色のキャスティングに「笑っちゃいました。本当に? やったことないから。(でも)かずみん、内村さんと聞いて一緒なら心強い」と決意。収録を振り返り、高山が「いろんな事情でおじいさんになり、めちゃくちゃおじいさんに近づけてくれた」と絶賛すると、西野は「もっと高みを目指したい」とおじいさん役にハマった?様子だった。

 また内村は「この並びの中で浮いておりますが…。(元乃木坂)白石麻衣のつもりで頑張りたい」とユーモラスにあいさつ。映画初出演で初主演の結川が「芸能界で長くやる秘訣(ひけつ)」を尋ねると、内村は「早寝早起きですね。子どもが朝早いのもある。6時過ぎには起きてる。ちゃんと仕事に行くこと。その時間に行ってキチッとやって帰る。結構大事」と”基本”を指南した。