女優の柴咲コウ(42)が20日、東京都内で開かれた主演映画「蛇の道」(6月14日公開)完成披露試写会の舞台あいさつに登壇した。

 この作品は黒沢清監督が同タイトルの映画をフランスを舞台にセルフリメーク。柴咲は娘の復讐(ふくしゅう)に燃える男に協力する心療内科医をフランス語で演じた。

 黒沢監督は「どう猛というか、柴咲コウってこんなに動けるのか? 動きがすごい」と新たな一面に太鼓判。共演の西島秀俊(53)は「最初からスタッフとフランス語で話されていた。相当努力される方なのかな」と撮影時の印象を語った。

 登壇者は「今リベンジしたいこと」を聞かれ、柴咲は「昔の自分に対して、ばかと思うことが多い。それを乗り越えていくしかない。そういうことの繰り返しなのかな。人生は」。今回は体重を落とすため甘い物を控えていた西島は「甘い物を食べたい。ドーナツとかケーキとか、プリンもみたらし団子も…。カロリーの高い物を食べたい」と打ち明けた。