NHK大河ドラマ「光る君へ」でききょう(清少納言)を演じるタレントのファーストサマーウイカ(33)が26日夜、X(旧ツイッター)を更新。同日放送された、清少納言が枕草子を書き始めるシーンを、オフショットともに振り返った。

 第21話「旅立ち」では、兄らの窮地に立った中宮の藤原定子(高畑充希)は、自らの髪を切り落とし、出家の道を選んだ。仕えていた定子をまもれなかったことを悔やむききょうは、まひろ(紫式部・吉高由里子)の助言に従い筆を執り、「春はあけぼの…」とつづり出す展開だった。

 ウイカは終了後に「この撮影の時期は、CMや他の番組で定子さまをお見かけする度、涙するほどでした」と振り返った。「枕草子のシーンは紙と細筆に向き合い何時間も稽古しました」と明かした上で、「写真は空き時間にひたすら書いていた練習のもの」と、達筆で枕草子に出てくる文言を記したオフショットを解説。「10年習字習っててよかった」と笑い泣きする絵文字を添えてつづった。

 別の投稿では、「11年前の5月26日にファーストサマーという名前を付けてステージに」立った記念すべき日だったことを紹介。「今日、5月26日に大切な回が放送されたというのは、自己満足ではありますが、特別な日であるということが更新されました。はじまりの日ありがとう」と記した。

 フォロワーからは、「『夏は夜』の夜が達筆で驚きました」「所作や筆の運び、美しかったです その後ろにある努力も美しい」「手元からワンカットで顔を映す数秒間にゾクゾクしました」「枕草子が愛にあふれたものとして描かれていたのがとてもうれしかったです」「心にも記憶にも残る清少納言を演じてくださって、ありがとう」「心に残る最高な一日ですね」などの声が寄せられた。