女優の山崎紘菜(30)が12日、東京都内で開催中の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2024」内のブランデッドムービー(ショートフィルム)の祭典「BRANDED SHORTS2024」に参加した。山崎が主演を務めた「父を、乗せて。」が初公開され、自身の両親や主人公のように頑張っている人に「この作品をプレゼントしたい」と語った。

 山崎が演じたのは父親(村上淳)の実家がある過疎地で働くタクシー運転手。反発する親子のそれぞれの相手への思いが描かれた。

 山崎はタクシー運転手の役は初めてで「新しい視点というか価値観がこの役を通して生まれた」と振り返った。良い天気の下で短時間に「すてきな映像」を集中して撮ろうと撮影現場は「一致団結した」。村上が父親の役で5時間怒りっぱなしだったエピソードも明かした。