大谷翔平、「オープナー」投手での電撃復帰、「二刀流選手」枠で救援負担を軽減… カーショーも「1イニング登板でも素晴らしい」
中日スポーツ6/16(月)13:20

試合中、談笑するドジャース・大谷と山本(AP)
ドジャースの大谷翔平選手の投手復帰が16日(日本時間17日午前11時10分)に決まった。ロバーツ監督は「彼が1イニングでも2イニングでも投げてくれるなら、それは非常にプラスになる」と語った。「オープナー」としての起用で1イニングから、1週間に1度程度の登板で徐々にイニングを増やしていく。
大谷は「ツーウェイプレーヤー」としての扱いで、13人の投手枠ではない。大谷が数イニング限定の「オープナー」で投手のマウンドに上がっても、現状より投手が一人増えることになる。監督が「プラス」と語る理由の一つがこの点だ。カーショーも「投手1人をロースターから外す必要もない。彼が1イニング投げるだけでも素晴らしい」とそのメリットを話した。
ドジャースは先発陣の相次ぐけがで離脱者が続出。救援投手だけで1試合をつなぐ「ブルペンゲーム」も多く、その影響で救援陣は疲弊している。チーム事情を考えれば、大谷の復帰はまさに「プラス」。大谷自身が首脳陣に「ブルペン投球や実戦形式の投球にはかなりのエネルギーを使うので、それなら試合で(その労力を)使いたい」と進言したことも大きく影響した。
当初、首脳陣は大谷が5イニング投げる準備ができてから、復帰させようとし、7月15日のオールスター後を想定していた。しかし、チーム事情と大谷の復帰への強い意志から、練習ではなく、試合の中で調整を進めていくプランに変更した模様だ。大谷は前日に「試合で十分投げられるレベル」と語っていて、既に復帰の覚悟は固まっている。
復帰を前倒ししたといっても、チームドクターで大谷の右肘の執刀医でもあるエラトロッシュ医師の提案で、春キャンプで一度、投手調整をスローダウンしている。5月復帰を遅らせてゆっくり強度を上げてきた。本人としては「もういける」「投げたい」というアドレナリンが出ているように映る。
前日、大谷は「(投打の)2つやるのが通常のスタイル」と語った。昨年から打者としてメジャーの頂点に君臨しているが、あくまで自分は「二刀流選手」だという考えだ。ドジャース移籍後、初のマウンドへ。いよいよ、「その時」が目前に迫った。(写真はAP)











