トップスケーターが出演するフィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス2021」の横浜公演が22日、横浜市の横浜アリーナで開幕し、五輪2連覇の羽生結弦(26)=ANA、18年平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(23)=トヨタ自動車、中京大=らが華麗な演技で観客を魅了した。

 羽生が演じたのは、平昌五輪プレシーズン(16―17年)のショートプログラム(SP)で使ったプリンスの名曲「レッツ・ゴー・クレイジー」。5年前の16年4月21日、57歳で亡くなったプリンスに思いをはせて選曲した。

 「時差を含めるとプリンスさんの命日にかぶる日だったので、プリンスさんの歌声とともに気持ちよく、そして何より会場の皆さんも非常に楽しみながら見てくださったと思うので、そういうことも含めてプリンスさんに感謝しながら滑らせていただいた」

 コロナ禍に関係者が骨を折って開催にこぎ着けたアイスショーの舞台。「心から燃え上がるような、明日の活力になるようなそんな演技をしたいと思った」。感染の危険性を感じながら来場した観客には特別な思いを伝えたかった。

 前人未到のクワッドアクセル(4回転半)には「道筋が見えてきた」と話す。「がむしゃらにやるだけでなく、アクセルのために何ができるか一から考え直して一からアクセルを作り直し、羽生結弦のジャンプだと思ってもらえるようなジャンプにして、来シーズンに向けて頑張りたい」と来季の抱負を語った。