◇21日 東京五輪 サッカー女子1次リーグE組 日本1―1カナダ(札幌ドーム)

 勝ち点1をもぎ取る起死回生の同点ゴールを決めた日本代表(なでしこジャパン)のFW岩渕真奈(28)=アーセナル=が試合後の公式記者会見に出席。後半9分にFW田中美南(27)=INAC神戸=がPKを蹴ることになった経緯を明かした。

 後半3分、日本は田中がペナルティーエリア内で相手GKと接触して転倒。ビデオアシスタント・レフェリー(VAR)での検証の末にPKを獲得した。岩渕は得点源で代表経験も豊富な自分が蹴ってもよかったが「彼女自身がもらったPKだし(自分で蹴りたいという)ストライカーの気持ちは理解しているつもり」と、田中に「蹴れば」と提案したという。

 その後のPK失敗については「まあ、ねえ、っていうか(苦笑)」と報道陣の質問をいなすなど非難する空気は全くなし。「それ(PKのミス)は取り上げてもらいたくないので。(勝ち点1を取れたということを)本当にポジティブに(とらえてほしい)。記者の皆さんには(そういう報道を)お願いしたいです」と終始、田中を擁護し続けた。