◇19日(日本時間20日)MLB エンゼルス2―3アスレチックス(アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平(27)は、DHを解除する「2番・投手」の“リアル二刀流”で先発。メジャー自己最長タイの8イニングで10奪三振など5安打2失点と好投したが、勝敗はつかず、10勝目(2敗)は逃した。

 打席ではメジャー史上初めて「投手でシーズン2度目の敬遠四球を受ける」など2打数無安打、2四球、1三振だった。

 大谷が活躍しても「なお、エンゼルスは敗れました」と続くニュースの繰り返しに、日本のネット界では、これを略した「なおエ」という表現が流行したが、この日もまさにそうだった。

 米ニュースサイトのハロズ・ヘブンは「エンゼルスは(球団史上ワーストタイの)アスレチックスに今季19戦15敗。試合の負け方もひどいが、さらに最悪なのは、大谷翔平の今季最高の、断然に秀逸な登板の一つをムダにしたことだ」と伝え、球団地元紙ロサンゼルス・タイムズも「大谷翔平が傑出したスプリットの品評会を開催。だが、目を見張るようなパフォーマンスもエンゼルスには十分ではなかった」と報じた。

 大リーグ公式サイトは「センセーショナルな二刀流の大谷は、力強い8イニング10奪三振の投球でMVP最右翼の地位をさらに確固たるものにしたが、10勝目への挑戦は実らなかったが」と伝えた。