◇26日 米女子ゴルフ アーカンソー選手権最終日(米アーカンソー州、ピナクルCC)

 畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=が今季2勝目、米ツアー通算5勝目を飾った。最終Rを5バーディー、1ボギーの67で回り、通算16アンダー。1打差で後続を振り切り、前日からの首位を守り抜いた。この大会を制したのは米ツアー初勝利だった2018年に続き2度目。日本人女子の米ツアー勝利数では17勝の岡本綾子、9勝の宮里藍に次ぐ歴代単独3位となった。笹生優花(20)=ICTSI=も65と伸ばし、通算14アンダーで4位に入った。

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―開始から攻めた

畑岡「伸ばし合いになると分かっていたので、前半から取れるところでしっかり取っていこうとやっていた。後半になるとパッティングが思うように打てなくてバーディーも取れず、かなり緊張した。15番あたりから本当にきつかった。18番グリーンではボール置くときに手が震えていて、正直どういうふうに打ったか覚えていない。ウイニングパットを決めた後も、現実なのか何なのかよく分からなかった」

―2018年の勝利と比べて

「前回はほとんど独走だったので、最後はそこまでプレッシャーはなかった。今回は1打差で最終ホールを迎え、今まで優勝した中では一番緊張した。それで勝てたのはすごく大きな経験になる」

―昨年は未勝利だったが、今年は2勝目

「3月、4月は本当にどん底に近い状態だった。よくここまで戻せたなと思う。複数回優勝が1年でできたのはいいが、どっちも3日間大会。やっぱり4日間で勝ちたい」

―全米女子オープンも東京五輪も悔しい経験をした

「特に五輪は今年の一大イベントでもあったのに、自分のプレーができなくて、長年の目標だった金メダルも達成できず、もう本当に悔しかった。五輪の後にすぐ全英女子OPがあったが、その時もけっこう悔しさが残っていた。(立て直すのに)1カ月くらいかかった。本当に苦しい時は『これは試練だ』と思ってやっている」

―切り替えのきっかけは

「うまくいかなかったときにすぐ練習というよりは、少し気分転換というか、1週間くらいクラブを握らなかったりとかもあった。オンオフの切り替えも少しできるようになってきたかな。日本では家の犬2匹にもすごく助けられている」

―米ツアー勝利数で女子歴代3位になった

「宮里藍さん、岡本綾子さんにはまだまだ遠いけれど、10勝を目指してやっていけたら」

―お祝いは

「今週はすごくおいしいお肉をスタッフが見つけてくれたので、それでバーベキューしたりとかですね。やっぱりお肉が一番のお祝いですね。お酒も最近は飲むようになっています。えへへ。ワインですかね。白の方が飲みやすいですけど、ステーキのときは赤ですね。大人になっちゃいました」