◇21日 フットサル Fリーグオーシャンカップ決勝(水戸市・アダストリアみとアリーナ)

 名古屋オーシャンズが浦安を5―1で破り、5大会連続10度目の優勝を果たした。先制弾を含む2得点を決めた安藤良平(35)がMVPに選ばれ、今大会6得点のアンドレシート(32)が得点王に輝いた。

     ◇

 チーム最年長の安藤が攻守で躍動した。前半18分、清水和也のパスから右足のダイレクトシュートで先制弾。「DFを引きつけて、いいタイミングで出してくれた」と感謝した。後半9分にはCKの好機にゴール前でボールをキープして、清水の移籍後初得点をアシスト。同18分にはGKを外して攻め込んだ相手ボールを奪い、無人のゴールへダメ押しの1点を沈めた。

 名古屋は今季最初の大会でタイトルを獲得。決勝ではスピードが武器の金澤空にも移籍後初ゴールが生まれた。「この年でも成長できると示せたかな」と照れながらもMVPの盾を受け取った安藤は「走り回れる若い選手も増えた。昨季とは違う名古屋の強さを見せられる」と7連覇が懸かるFリーグへと目を向けた。