◇6日 ヤクルト―阪神(神宮)

 卓球女子団体で五輪3大会連続メダリストで昨年引退した石川佳純さん(31)が始球式を行った。

 ヤクルトのロゴなしユニホームを着用してマウンドに登場。セットポジションからの一投はワンバウンドで捕手のミットに収まった。登板後は「(自己採点は)70点ぐらい。練習ではノーバンだったんですけど、やっぱり本番は難しいですね」と苦笑いだった。

 始球式前には神宮球場に隣接する神宮こぶし球場で、現役最年長選手のヤクルト・石川雅規投手(44)とのキャッチボール。同じ左腕のベテランからボールの握り方など貴重なアドバイスも授かった。

 石川さんは今夏のフジテレビ系パリ五輪SPキャスターに就任。「(取材を通じて)オリンピックという特別な舞台の興奮と感動を全力で精いっぱい、伝えたいです」と意気込みを語った。