◇19日 広島0―0巨人(マツダスタジアム)

 巨人は両チーム無得点で今季2度目の引き分け。負ければこの日勝った阪神と勝率で並ぶところだったが、貯金2のままで単独2位をキープ。この日敗れた首位・中日と1ゲーム差とした。

 先発の戸郷翔征投手(24)は直球に力があり、7イニング無失点。だが、打線が4回から7回まで毎回得点圏に走者を進めるも、あと1本が出ず、若きエースの快投に応えられなかった。その後、高梨、船迫、西舘、ケラー、横川とつないで広島打線に本塁を踏ませなかった。

 打線は坂本を今季初めて2番で起用したが、6打数無安打と結果を残せなかった。