女子競泳で3大会連続となるパリ五輪出場を決めた池江璃花子(23)=横浜ゴム=が20日、X(旧ツイッター)を更新。19日に行われたオーストラリアンオープン(ゴールドコースト)の50メートルバタフライ決勝で25秒33で優勝、自身の日本記録に0秒22まで迫るタイムに「やっと、見えなかった昔の自分が見えてきた」とメッセージを発信した。

 池江の日本新は2018年6月10日欧州GPカネ大会で記録した25秒11。その後、白血病の治療を経て、22年の日本選手権では学生新となる25秒49を記録していた。

 大学を卒業し、社会人として現在はオーストラリアを拠点として活動している池江は「日本記録まであと0.2秒。泳速は確実に2018より上がってる! 当時のアジアより速かった。あとはスタートだけ、やっと、見えなかった昔の自分が見えてきた」と手応えをつづった。

 フォロワーからも「自分を取り戻すために、昔の自分を超えるために何年掛けて努力する。感動することです」「池江選手の挑戦し続ける姿に、世代を超えて元気と感動を貰っています」「がんばれ! きっと、更新できる!」「パリで表彰台に上がっている姿が見えてます」「その折れない心、その努力。僕たちも頑張らなきゃって奮い立たせてくれる」などの声が飛びかった。