◇20日 ウエスタン・リーグ公式戦 中日―オリックス(ナゴヤ球場)

 中日の藤嶋健人投手が復帰登板を果たした。

 1点リードの8回に登板。先頭の上野を右飛に抑えたが、来田には四球を与えた。続く宜保の飛球は三塁側ファウルゾーンへ。ここは左翼手の加藤翔がフェンスに激突しながら好捕した。来田の盗塁で2死二塁となったが、最後は2ストライク1ボールから横山聖をこの日最速144キロの直球で見逃し三振。全球直球で13球を投げ、1イニングを無失点に抑えた。

 藤嶋は3月15日のオープン戦・阪神戦(バンテリン)で8回に登板するも、2死を奪った後、下半身を気にしながらベンチ裏へ下がり、そのまま降板。「右内転筋損傷」と診断され、リハビリに励んでいた。