◇3日 サッカー パリ五輪アジア最終予選兼U―23アジア杯決勝 日本1―0ウズベキスタン(ドーハ)

 日本がウズベキスタンを破り、2016年大会以来、4大会ぶり2度目の優勝を飾った。

 後半46分、DF高井幸大(川崎)が敵陣でパスカットすると、MF藤田譲瑠チマ(シントトロイデン)、FW荒木遼太郎(FC東京)とダイレクトでパスをつなぎ、MF山田楓喜(東京V)が敵陣ペナルティーエリア手前から得意の左足でゴールを決めた。

 同55分にはGK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)がウズベキスタンのPKを止める活躍だった。

 U―23アジア杯の順位がパリ五輪1次リーグの組み合わせに反映され、優勝した日本はパラグアイ、マリ、イスラエルと同じD組に入る。

 大岩剛監督は「非常に厳しい試合で、選手たちが非常によく頑張ってくれたと思う。選手だけじゃなく、スタッフも含めて全員で戦ってきた。大いに喜んで、パリ五輪に向かいたいと思う」と笑顔で語った。

 今夏のパリ五輪に向けては「国民の皆さんに心配させたり、ひやひやさせたりしたと思うが、これでアジアチャンピオンとしてパリ五輪に向かうので、再度、われわれの背中を押していただければ大変うれしい。よろしくお願いします」と話した。(写真はAP)