◇5日 バスケットボール Bリーグ36節 三河79―72 三遠(スカイホール豊田)

 シーホース三河がレギュラーシーズン最終戦となった中地区王者・三遠ネオフェニックスとの“三河ダービー”を前日4日に続いて快勝し、同地区2位で日本生命Bリーグチャンピオンシップ(CS)進出を決めた。この日は試合中に1ゲーム差で追っていたSR渋谷が信州との最終戦で勝ったため、三河が負ければ同率で並び直接対決の結果(1勝3敗)で3位に転落していたが、大事な試合で勝利をものにした。

 2016年のBリーグ発足以降、2度の地区優勝を誇る三河がCSに進出するのは西地区3位だった2020―21シーズン以来3季ぶり。21―22シーズン以降、4位、5位とプレーオフから遠ざかっていたが、今季は八村塁(現レイカーズ)らの指導経験がある前NBAコーチのライアン・リッチマンさん(34)をヘッドコーチ(HC)に招聘(しょうへい)。若き指導者がわずか1シーズンでCSの舞台に導いた。

 各地区の上位2位チームと、ワイルドカード2チームの計8チームで争われるCSは2戦先勝のトーナメント方式で行われ、10日に開幕する。