サッカー高校生年代最高峰の高円宮杯U―18プレミアリーグの第5節が5日に各地であり、名古屋グランパスU―18は愛知県豊田市の豊田市運動公園陸上競技場で神戸U―18と対戦し4―1で快勝した。

 1トップで先発したFW大西利都(2年)が後半20分、勝利を決定付ける3点目を奪った。ドリブルで攻め込んだFW西森脩斗(3年)に右で並走。パスに抜け出すと、右足でゴールネットを揺らした。「絶対自分の動き出しを見ていてくれると思っていたし、練習から共有しているところだった。良いボールが来て、トラップもうまくいったので、右足を振り抜くだけだった」と振り返った。

 前半は、自身の強みを出しづらい展開の中、守備で貢献。「後半は相手が攻めてくると分かっていたので、自分の特長のスピードや力強さでカウンター一本があると思っていた。我慢していたからこそチャンスを得られた」としてやったりだ。