◇5日 東京六大学野球春季リーグ戦 早大9−0東大(神宮)

 7季ぶり優勝を目指す早大は主砲の印出太一捕手(4年、中京大中京高)が、リーグ戦初の満塁本塁打を放った。2回2死満塁で左翼へ今季2号を放ち「真っすぐが来ると読んでいた。ほぼど真ん中。センター方向を意識して打って、結果として左方向にいい打球がいっている」と胸を張った。

 高校時代も打ったことがない満塁弾で、1回の敵失による打点と合わせて2日連続の5打点。1週明けて次戦は、プロ注目投手の篠木&吉鶴を擁する法大戦。2本塁打、14打点でリーグ打撃2冠の主将は「クリーンアップで打ち崩して勝って、早慶戦につなげたい」と力を込めた。