パリ五輪に向けたバスケットボール女子日本代表候補の強化合宿が7日、東京都内で公開され、高田真希(34)は東京ドームで行われた4団体統一スーパーバンタム級王者、井上尚弥の防衛戦に「刺激よりも感動した」と明かした。

 東京五輪では主将を務め、銀メダルを獲得した高田は、中学まで空手を習い、黒帯の持ち主だった。元ファイターは「井上選手の試合は見ました。格闘技は好きです。井上選手はかっこいい、ルックスも好き」と矢継ぎ早に語った。また「あの大観客の中で勝ち続ける。誰も成し遂げていないことをする。刺激より感動です」と大絶賛した。

 パリ五輪では日本の弱点であるリバウンドがキーになる。身長185センチの高田は「プレーで引っ張っていきたい。体を張るプレーを見て、みんなに感じてほしい」とゴール下の”戦場”への意気込みも語った。