◇15日 ヤクルト―広島(松山・坊っちゃんスタジアム)

 ヤクルトの主砲・村上宗隆内野手(24)が、8回に広島・矢崎から放った右翼席への9号ソロで、史上115人目の通算200本塁打を達成した。24歳3カ月で到達した節目の数字で1992年に清原和博(西武)が24歳10カ月で記録した最年少記録を塗り替えた。

 2022年に史上最年少で三冠王となった希代のスラッガー。1年目のプロ初打席アーチから前に進み続ける村上は、通算100&150号、シーズン100打点、セ・リーグMVP受賞など数々の最年少記録を更新してきた。

 新たな偉業はこの時点でセ・リーグ単独トップに立った8試合34打席ぶりの一発で記録。また一つ、プロ野球史にその名を刻んだ。