日本バスケットボール協会(JBA)は16日、東京都内で今夏のパリ五輪でも着用する男女及び3×3(スリーオンスリー)日本代表の新ユニホーム発表会見を開き、選手代表で出席した男子代表候補のF渡辺雄太(29)=グリズリーズ=は「緊張感というか、身が引き締まる思い。(五輪の)ゲームが近いんだなと感じている」などと語った。

 ナイキ社製ジョーダンブランドの新ユニは白色ベースと赤色ベースの2種類。白バーションには赤、黒、ピンクがミックスされたサイドラインが入り、赤バージョンには黒色のラインが入っている。胸には日本国旗と「JAPAN」の大きな文字。また、シャツ、パンツとも往年のNBA名選手、マイケル・ジョーダンをモチーフにした「ジャンプマン」ロゴが入っている。

 機能面では可動性と通気性をサポートするため、過去にない形状を採用。4Dモーションキャプチャ、アルゴリズムなどを駆使し、100分の数ミリレベルにまでこだわった構造となっている。配布資料によると「選手に大会を通じて涼しくドライな感触とパフォーマンスに適した機能性を提供する」という。

 新ユニのお披露目は五輪直前に開催される男女日本代表の強化試合(7月4、5日・有明アリーナ)。レプリカユニは同4日から発売される。