16日に予定されていたウエスタン・リーグの中日―広島戦(ナゴヤ)はグラウンド不良のため中止に。腰痛のため2軍で調整している中日の新外国人アレックス・ディカーソン外野手(33)は、約1カ月半ぶりに実戦復帰する予定だったが仕切り直しとなった。

 「ちょっと時間が掛かってしまったけど、試合に出るいい準備はできたかなと思う」

 ディカーソンは3月30日のヤクルト戦(神宮)の試合前練習で腰痛を訴え、翌31日に出場選手登録を抹消された。29日の開幕戦では「7番・左翼」で先発出場し、初打席で来日初安打を記録していた。

 井上2軍監督は「試合が出来ていればDHで出る予定だったけれど、明日もそのつもりです」と説明し、17日の阪神戦(ナゴヤ)でも指名打者での先発出場が予定されている。

 1軍再昇格を目指すメジャー通算40本塁打のディカーソンは「自分の長所はしっかり打ってランナーをかえすことだと思う。しっかり準備をして呼ばれるのを待ちたい」と意欲を見せた。