スーパーフォーミュラ(SF)を運営する日本レースプロモーション(JRP)と、第2戦(19日決勝)の舞台・オートポリスがある大分県の日田市は17日、4月に締結した地域連携パートナーシップの協定書交換式を開いた。地域連携は、モータースポーツ振興と地域の活性化が狙いで、2月の三重県鈴鹿市に次いで2件目。

 式典に出席した近藤真彦JRP会長は「オートポリスはサーキットだけでなく、向かう道すがらの景色も素晴らしい。東京から一番遠いサーキットだが、一番盛り上がってほしい」とあいさつ。パートナーシップでは連携相手の魅力を互いに発信することで、相乗効果を期待する。

 日田市は、人気アニメ「進撃の巨人」の作者、諫山創さんの出身地で、市内には多くのファンが訪れるミュージアムも。第2戦では、サーキット内に同アニメを模したモニュメントを設置する。椋野美智子市長は「モータースポーツ振興を通じて、地域の発展を進めていきたい」と話した。 (田村尚之)