◇18日 ウエスタン・リーグ 中日―阪神(ナゴヤ)

 中日の大野雄大投手が先発し、6イニング⅔を6安打2失点だった。

 1回1死から遠藤に遊撃への内野安打を許したが、栄枝を左飛。遠藤の盗塁で2死二塁とされるも、佐藤輝を右飛に打ち取った。3、4回は危なげない投球で三者凡退。5回は先頭の小野寺に四球を与えたが、続く戸井を二ゴロ併殺、藤田を遊ゴロに仕留め、結果的に打者3人で終えた。

 失点したのは3点リードの6回、1死から豊田のゴロを大野が取り切れず、内野安打、遠藤に左前打とされ、1死一、二塁に。栄枝は遊ゴロに打ち取ったが、佐藤輝に右前適時打を浴び、1点を奪われた。続く野口は初球を打ち上げ、打ち取ったかに見えたが、遊撃と中堅に間に落ち、さらに1点を失った。

 7回のマウンドにも上がったが、2死を奪った後に山田に四球、豊田に左前打を許したところで井上2軍監督が交代を告げた。結果的に6イニング⅔を74球、6安打2失点だった。

 開幕ローテ入りした大野は4月3日の巨人戦(バンテリン)で2年ぶりの勝利を飾ったが、続く同20日の阪神戦(甲子園)で2回途中6失点KOで今季初黒星を喫して2軍再調整。この日は5イニングを無失点だった降格後初の登板となった11日の阪神戦(鳴尾浜)に続く好投となった。