◇19日 フットサル Fリーグ・オーシャンカップ決勝 名古屋オーシャンズ4―3町田(名古屋金城ふ頭アリーナ)=延長戦

 名古屋オーシャンズが、6大会連続11度目の優勝を決めた。大会のMVPには、4ゴールを挙げて得点王の名古屋・アンドレシート(33)が輝いた。

 延長後半も残り2・6秒。PK戦突入目前だった。名古屋は自軍ゴール前を空け、GKも含めた数的優位で攻めるパワープレーに出ていた。右サイドの水谷、中央の甲斐を経由したボールは、「出たら絶対に決める」と左前に詰めた鬼塚へ渡った。左右の膝に当たって角度が変わり、決勝弾がゴールに吸い込まれた。

 苦しい試合を勝ちきり6連覇を達成した。先制したが、守備の連係ミスなどから失点。後半8分には1―3とされた。しかしここからが常勝軍団の真骨頂。後半9分に吉川、同18分に清水と、ともに日本代表の主力が得点し、前後半5分の延長戦に持ち込んだ。延長前半3分にはGK篠田が元チームメート森岡のPKを止めた。

 今季はスペインリーグ1部のショタFSからイマノル監督が就任。2015年から2季、同クラブに所属した吉川を主将に任命し、人もボールも動くフットサルを目指し始動した。「全員が最後まで勝つと信じ切れたのが勝因。新体制で1つ目の大会を勝てて自信になる」と吉川。6月に開幕するFリーグに向けて「勝つことに加え、もっと魅力的なフットサルを見せたい」と意気込んだ。