巨人の立岡宗一郎外野手(34)が21日、支配下登録され、即1軍に昇格した。立岡は中日戦(東京ドーム)前に取材に応じ「(支配下は)最低限。またここから全盛期だと思って、ボロボロになってもいいのでチームのためにやりたい」と意気込んだ。

 立岡は2022年6月9日の西武戦(ベルーナドーム)で、守備の際に左膝前十字靱帯(じんたい)損傷の大けがを負い、同年のオフに育成契約となって懸命なリハビリを続けてきた。

 「けがをやった人にしかわからない苦しみがある。もう1回ドームで走りたい、いいところで1本打ちたいって、常にそれだけでした」と復帰までの道のりを振り返った。