◇21日 ソフトバンク―楽天(みずほペイペイドーム)

 楽天の今江敏晃監督が21日、ソフトバンク戦の試合前に取材に応じ、日米通算200勝を達成したパドレスのダルビッシュ有投手をたたえるとともに、自身が対戦した投手では最も手ごわかった相手だと明かした。

 「今までで一番すごかったピッチャー誰ですかと聞かれたら僕はダルビッシュだったんで」と振り返り、「そういう選手と僕は対戦させてもらっていたんで、そういうところを含めて僕はうれしい」と続けた。

 今江監督がロッテ時代の2005〜11年に当時日本ハムでプレーしていたダルビッシュと対戦し、通算45打数7安打(打率1割5分6厘)と相性は良くなかった。「ツーシームがすごく嫌でしたね。手足が長くて、思っているよりボールが来てるし、食い込んでくる。よく詰まらされたイメージがある」と苦笑い。研究熱心なところに驚いたようで「打者をしっかり分析して、抜くところを抜いて、力を入れるところは入れてっていうのは明らかだった」と攻略に必死だったという。