◇21日 巨人―中日(東京ドーム)

 巨人が7回に重信慎之介外野手(31)の好走塁もあって同点に追い付いた。0―1の7回に先頭の1番・丸佳浩外野手(35)が遊撃への内野安打で出塁すると、阿部監督は代走に重信を起用。続く2番・立岡宗一郎外野手(34)の打席で盗塁を決めると、立岡の犠打で三塁に進んだ。

 さらに3番・吉川尚輝内野手(29)が中日2番手の清水から中堅へのライナーを放つと、深い当たりではなかったが重信は迷わず本塁へ突入。快足を飛ばして同点のホームを踏んだ。

 ここまで18試合に登板して無失点だった難攻不落の清水を攻略し、試合を振り出しに戻した。