ルーキーとして挑むインディ500の予選(19日)で5番手に食い込んだカイル・ラーソン(マクラーレン、シボレー)が同日夜、約850キロ離れたノースウィルケスボロ・スピードウェイ(米ノースカロライナ州)で“本業”のNASCARカップシリーズのオールスター戦(選手権外)に出場し、4位に入った。

 ラーソンは現在カップシリーズのランク首位。インディ500予選後、ヘリコプターとプライベートジェットを何度も乗り継いで滑り込み参戦するも、「早々と3番手に上がって我慢できると思ったけど、だんだん離された」と昨年に続く連勝は果たせなかった。26日も午前11時からインディ500決勝を戦った後、NASCARへの“ハシゴ”を計画中という。

 オールスター戦は、ペンスキーのジョーイ・ロガーノ(シボレー)が初制覇。賞金の100万ドル(約1億5600万円)を手にした。