◇22日 日本ダービー追い切り
無傷の3連勝で皐月賞を制したジャスティンミラノ(牡3歳、栗東・友道)の主戦を務める戸崎圭太騎手が美浦トレセンで取材に応じ、自身初のダービー制覇への意欲を口にした。
―皐月賞を振り返って
「まずひと言で強かったですね。クリアしなければならない部分を難なくクリアしてくれて、能力の高さを示してくれました」
―東京芝2400メートルは
「もともと東京の方が走りやすい。距離はやったことはないが、乗った感じ全く心配ないと思っています」
―10回目のダービー挑戦
「(ダービーまでの)この期間を十分に味わいたいと思って過ごして、今まで楽しく味わって来られました。少しずつピリピリッとした感じが出てきました。無事に馬も人もゲートインできることを願ってます」
―自身にとってダービーとは
「一番勝ちたいレースですので、このようなチャンスは逃したくないなという気持ちです。以前は強く思う事はなかったが、JRAに移籍し、経験を積み、2着2回ということで勝ちたい気持ちが強くなった。競馬サークルの人たちみんなが目指しているところなんだと」
―陣営、戸崎騎手、亡くなった藤岡康太騎手みんなでつくり上げた馬で挑む思いは
「その辺りは僕の中で心強くなってまして、一人ではなく康太と一緒に戦っているという思いが強いです。友道厩舎もダービーを勝ってますので力になっています」