◇21日(日本時間22日) ドジャース3―7ダイヤモンドバックス(ロサンゼルス)

 ドジャースのチームリーダーの一人、ミゲル・ロハス内野手(35)が21日の試合で大谷翔平選手(29)に「ドッキリ」を仕掛けた。4点を追う8回。2番の大谷がベンチでヘルメットをかぶってネクストバッターズサークルに向かおうとした時だった。ロハスが大谷を見ながらヘルメットとバットを持って、ベンチを出た。

 展開的にも代打の状況はない中での「代打ドッキリ」に大谷はキョトンとした表情。横にいた仲良しのテオスカー・ヘルナンデス外野手(31)は大爆笑していた。ロハスはウィル・アイアントン通訳にドッキリを説明。事情を理解した大谷は、笑いながらベンチを出ていった。

 ロハスは以前、「自分はチームメートをとにかく心地よくさせたいといつも考えているんだ。翔平も新しくきたチームだし、なじんでもらいたい。そのために何かをしたいんだ」と語っていた。それが、まさか試合中のドッキリだったとは…。