パリ市のイダルゴ市長が6月23日にセーヌ川を泳ぐと、地元紙「パリジャン」の電子版が伝えた。セーヌ川はトライアスロンのスイムや水泳・オープンウオーターの会場となるが“汚水”問題が浮上、市長の“ダイブ”日が注目を集めていた。

 「パリジャン」は、「イダルゴ市長が6月23日にセーヌ川にダイブ マクロン大統領にも期待」との見出しで報じ、パリ警視庁の警視総監らも同行するという。セーヌ川は昨夏の水泳オープンウオーターのワールドカップが水質悪化で中止。パリ市は水質改善に約14億ユーロ(約2380億円)を投入、市長が遊泳の意思を示していた。

 日本代表に決まった南出大伸(木下グループ)は“汚水”問題に「ドーピングに引っ掛からない整腸剤をのんで備えたい」と話した。同紙は、マクロン大統領も一緒に入水する可能性があるとしている。セーヌ川は、1923年から水質汚染が原因で遊泳禁止となっている。