【ニュルブルク(ドイツ)三浦正人】ニュルブルクリンク24時間レースが2日、当地でゴールを迎え、STIのスバルWRXが総合51位、SP4Tクラス優勝を果たした。悪天候で長く赤旗中断が続いたが、同チームは5年ぶりのクラス制覇。今大会限りで勇退する辰己英治監督=顔写真=は「重くハイパワーでもないクルマですが、GT4と肩を並べるくらい速いクルマに仕上がった。今年(の走行)は7時間半で終わったが、悔やむこと、思い残すことはありません」と胸を張った。

 レースは長い中断の後、セーフティーカー先導でチェッカーが振られ、シェラースポーツ16号車のアウディR8が暫定優勝。規則の運用を巡り、他チームから抗議が出ている。