女子サッカーのWEリーグ、INAC神戸は7日、日本代表「なでしこジャパン」のGK山下杏也加(あやか、28)が今オフ中に海外クラブへ移籍するため2023〜24年シーズン限りで退団すると発表した。

 山下は19年W杯を経験したことで海外でのプレーに意欲を持った時期もあったが、言葉の壁やGKとしてのサイズ不足(身長170センチ)から断念しかけていたという。だが「いつの間にか28歳となり、友人の引退やセカンドキャリア、『最後の〇〇』を耳にする事が増え、年齢というただの数字と最後を最後にしないように踏ん張りたいと思うようになりました」(同クラブリリース談話)で、再び意欲が芽生えたという。

 また、INAC神戸で過ごした3シーズンでのさまざまな出会いにも感謝しつつ「これからの人生にいかしていきたいと思います。熱い応援をありがとうございました」などの言葉で談話を結んだ。

 山下は東京・村田女子高から14年に日テレ東京V入り。21年にINAC神戸へ移籍した。高いシュートストップ力などを武器に、なでしこジャパンでは不動の正GKとして定着。今夏のパリ五輪メンバー入りも濃厚で、活躍が期待されている。