◇17日(日本時間18日) 大リーグ ロッキーズ5―9ドジャース(デンバー)

 ドジャースは骨折で離脱した主力ベッツの不在を感じさせぬほど打線が活気づいた。高地にあり、「ボールが飛ぶ球場」と言われるクアーズフィールドで、14安打9得点の猛攻。打線が奮起した。

 ベッツの代わりに、いつもの2番から1番に入った大谷翔平が、チームをけん引する3安打1打点2得点。前日に「みんなでカバーするしかない」と主力の覚悟を語ったが、リードオフマンとして打線の火つけ役となった。

 2回に右前適時打で追加点となる2点目をもたらすと、続くスミスの三塁打で一塁から長駆生還した。4、6回には二塁打でチャンスを演出。8回には四球を選んで出塁すると、すかさず今季16個目の盗塁に成功。日本選手としては松井稼頭央に並ぶ歴代2位のメジャー通算102個目の盗塁となった。その後、後続の適時打でホームを踏んだ。

 打って、走って、背番号17が奮闘。ロバーツ監督は「翔平が1番に入ってそつなく、活躍してくれたのは大きい。いつものアプローチで続けてほしいと思っている。四球を選んだ場面を見ても、ストライクゾーンを見極めていたね。(二塁打の)レフト方向へのああいう当たりを久々に見たし、いい兆候だ」と絶賛した。

 「チーム全体にとってタフな瞬間。起きたことは起きたこととして、本人(ベッツ)の早期回復を祈りながら、チームとしてそれをカバーできるように頑張りたい」と話していた大谷が言葉通り、引っ張った。チームのピンチを、背番号17が救う。