米大リーグ機構は3日、今月16日(日本時間17日)にテキサス州アーリントンで行われるオールスターの先発野手を決めるファンの最終投票結果を発表し、ドジャースの大谷翔平選手がナ・リーグ指名打者部門で選出され、2021年から4年連続4度目の球宴出場を決めた。ナDH部門の最終投票でシュワーバー外野手(フィリーズ)と争い、大谷は63パーセントの得票率だった。

 最終投票は、各ポジションで1次投票の上位2人(外野はアが4人、ナは6人)によって争われた。既に1次投票でア・リーグはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ナはプライス・ハーパーが最多得票を獲得して選出されている。投手と控え野手は選手間投票やMLB推薦などで選ばれ、全選手は7月7日に決まる。

 大谷は前日に、オールスター前日の15日に行われるホームランダービーに不参加の意向を示した。右肘のリハビリを優先させるためで、「話は来ていて、話している途中だったんですけど、リハビリもあるので、なかなかボリュームも多いので、今回はおそらく出ない方向で進むんじゃないかと思う」と語った。

 大谷は、初出場した2021年は「1番・投手」で先発し、史上初の「二刀流」となる投打同時出場を果たした。22、23年は指名打者で先発出場した。