◇3日(日本時間4日) 大リーグ ドジャース4―12ダイヤモンドバックス(ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数1安打と2試合連続安打を放ったが、前日に続く複数安打とはならなかった。打率はやや下げて3割1分9厘。チームも4―12と大敗し、連勝は飾れなかった。

 大谷は0―1の初回先頭打者で迎えた第1打席で、メジャーデビュー戦となった先発右腕メナの3球目の変化球を捉えて中前打。反撃の口火を切ると、続くスミスが四球を選び、3番のフリーマンが右中間への逆転3点本塁打。4番に座ったT・ヘルナンデスも左翼へのソロ本塁打で続き、打者4人で一挙4点を挙げた。

 2回の第2打席は空振り三振に仕留められた大谷。2番手の右腕ジャービスとの対戦となった4回の第3打席は右飛、7回の第4打席は3番手の左腕マンティプライの前に中飛に倒れた。

 大谷は前日に27号2ランなど3安打の固め打ちで、メジャー通算500打点を達成。メジャー通算200本塁打まであと2本で迎えたこの日は、けがで離脱中の同僚ベッツが試合途中まで放送席で現地テレビのゲスト解説を務めたが、不動のリードオフマンの前で節目のアーチを描くことはできなかった。