トレーディングビューのデータによると、金(ゴールド)価格は25日から26日にかけて上昇を続け、日本時間の26日午前9時ごろに1オンスあたり1900ドルを回復した。

先週、金は1月8日以来の高値となる1,889ドルを記録し、3月上旬に1,681ドルまで下落した後、4ヵ月ぶりの高値となった。

金市場の成長は、5月12日に始まった仮想通貨市場の大きな下落とともに始まった。コインマーケットキャップのデータによると、仮想通貨市場全体の時価総額は2.5兆ドルを超えた後に低迷し始め、23日には1.3兆ドル以下に沈んだ。

証券会社RJOフューチャーズのシニアマーケットストラテジストであるボブ・ハバーコーン氏によると、金価格の上昇は、米国債利回りの低下を伴うドル安が原因という。「もし、データが予想よりも大幅に良い結果となれば、FRBのテーパリング(段階的縮小)の可能性が早まるため、おそらく金にとっては弱気となるだろう」と述べている。

多くの金融アナリストが仮想通貨市場と金市場の動向の類似性を指摘している。JPモルガンは先週、大規模な機関投資家がビットコイン(BTC)を捨てて金を選ぼうとしていると指摘していた。

同行によると、この新しいトレンドは、4月中旬にビットコインの価格を64,000ドル以上に押し上げた大きな強気相場を反転させたものだという。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン