2021年にノンファンジブルトークン(NFT)がアーティスト、インフルエンサー、大物セレブ、スポーツ業界で流行することで大きくブームとなった。しかし、NFTはその勢いを保てず、2022年の弱気相場の中、売上は1年ぶりの低水準に落ち込んだ。

2021年初めに始まったNFTブームは、2022年5月までその栄光を維持した。これは健全で強気な仮想通貨エコシステムとポジティブな投資家心理に支えられていた。しかし、ビットコイン(BTC)が史上最高値を維持するのに苦戦したことで、仮想通貨エコシステム全体に悪影響が及んだ。

NFTエコシステムは、2022年6月に今年最悪のパフォーマンスを記録し、1日の総販売数はおよそ1万9000件、推定販売額は1380万ドルに落ち込んだ。この数字は2021年6月と同等だ。

しかし、昨年は、新たなエコシステムが様々なユースケースで主流となり、1日当たりのNFTの販売数が同水準で推移したことは注目に値するだろう。

nonfungible.comのデータによると、NFTエコシステムは2021年9月24日に、7830万ドル相当の22万4768枚のNFTの1日の最高売上数を記録した。しかし、最高売却額は2022年5月1日、7億8040万ドル相当の11万8577枚のNFT売却だった。

NFTをめぐるブームにマイナスの影響を与える主な要因として、イーサ(ETH)価格の下落、セカンダリー市場の需要不足、非現実的なガス代などが挙げられる。その結果、NFTGoのデータが示すように、過去3カ月間でNFTの時価総額は40%近く下落し、取引量も66%以上減少している。