澄んだ空気を纏った秋田の手仕事

2022年7月16日(土)〜8月15日(月)、銀座・伊東屋別館〈K.Itoya〉に、秋田の手仕事が集まります。

今回〈K.Itoya〉に集う品々の材は、木、土、糸、布、金属とさまざま。〈大館曲げわっぱ〉、〈角館樺細工〉、〈川連漆器〉、〈秋田杉桶樽〉という国指定の伝統的工芸品に加え、人気の個人作家の作品を手にとり、見ることができます。

セレクトのテーマは、「澄む、くらす。」深く静かな山々に囲まれた秋田は、長い冬を超えて湧き出る雪解け水や、澄み切った空気の恩恵を受ける土地。そうした土地で暮らすつくり手が、丁寧に素材と向き合い生まれた品々は、暮らしに澄んだ空気を運んでくれます。

秋田県の五城目町でつくられている〈佐藤木材容器〉の〈KACOMI〉シリーズ。「みんなで囲む楽しい食卓」をイメージして生み出された秋田杉のお皿で、取り皿になる五寸〜、15人ほどの食材を盛り付けられる二尺五寸までサイズが用意されています。

秋田県の五城目町でつくられている〈佐藤木材容器〉の〈KACOMI〉シリーズ。「みんなで囲む楽しい食卓」をイメージして生み出された秋田杉のお皿で、取り皿になる五寸〜、15人ほどの食材を盛り付けられる二尺五寸までサイズが用意されています。

庭で育てた藍や、桜の枝葉など、身近な植物で糸を染め、かぎ針編みで装身具や造形作品をつくっている藤田美帆さんのアクセサリー。イヤリング、ピアス、ネックレス、ブローチなどが揃います。写真は臭木(クサギ)で染めたピアス〈shida03〉。

庭で育てた藍や、桜の枝葉など、身近な植物で糸を染め、かぎ針編みで装身具や造形作品をつくっている藤田美帆さんのアクセサリー。イヤリング、ピアス、ネックレス、ブローチなどが揃います。写真は臭木(クサギ)で染めたピアス〈shida03〉。

〈海鼠釉(なまこゆう)〉による深い青色が特徴の〈白岩焼(しらいわやき)〉。江戸時代から続く、秋田の赤い土と、「あきたこまち」のモミの灰を釉薬に使うことで生まれる風合いです。渡邊葵さんは「北国の蒼」をテーマに、器や陶製アクセサリーをつくっています。

〈海鼠釉(なまこゆう)〉による深い青色が特徴の〈白岩焼(しらいわやき)〉。江戸時代から続く、秋田の赤い土と、「あきたこまち」のモミの灰を釉薬に使うことで生まれる風合いです。渡邊葵さんは「北国の蒼」をテーマに、器や陶製アクセサリーをつくっています。

会期は前期と後期に分かれており、出品者が異なります。使うものと、纏うもの。暮らしに取り入れたい手仕事に出合いに〈K.Itoya〉へ出かけてみてください。

information

「澄む、くらす。」―秋田の手仕事―

会期:(前期)2022年7月16日(土)〜31日(日)/(後期)2022年8月2日(火)〜15日(月)  ※2022年8月1日(月)は入替日のため休館

場所:K.Itoya 1階 (東京都中央区銀座2-8-17)

営業時間:10:00〜20:00 (日曜・祝日〜19:00)  ※7/17(日)〜20:00、7/31(日)〜18:00

出品:(前期)川連漆器、秋田杉桶樽、佐藤木材容器、坂本喜子、弥生屋/(後期)大館曲げわっぱ、角館樺細工、田村一、渡邊葵、藤田美帆

Web:「澄む、くらす。」―秋田の手仕事―

主催:(公財)あきた企業活性化センター

後援:秋田県

writer profile

Haruna Sato

佐藤春菜

さとう・はるな●北海道出身。国内外の旅行ガイドブックを編集する都内出版社での勤務を経て、2017年より夫の仕事で拠点を東北に移し、フリーランスに。編集・執筆・アテンドなどを行なう。暮らしを豊かにしてくれる、旅やものづくりについて勉強の日々です。