「ッぱち!」は、話題の脚本・演出家 霧島ロックが、大阪の街の片隅を舞台に世間からちょっとはみ出した人たちが、
ほんの少し、前に歩き出す物語を全編ほぼ関西弁でお送りする笑って、笑って、ちょっと泣ける舞台にした珠玉の作品です。
注目の主演には自身も大阪府出身でジャニーズ事務所の4人組人気グループ「ふぉ~ゆ~」で活躍する越岡裕貴を迎えました。
そして越岡扮する主人公・吉岡雅人の小学校時代の友人で、20年ぶりにやってくる河野裕之役には、
舞台での活躍が目覚ましい京都府出身の関西ジャニーズJr.室龍太が務めます。二人の脇を固める
個性豊かなキャラクターには、後藤英樹、天野弘愛、斉藤太一、三谷健秀、斉藤ゆき、香月健志が揃いました。

初回の公演に先駆けて2021年5月13日(木)、東京都中央区の銀座博品館劇場にて公開ゲネプロと囲み取材が行われました。

【あらすじ】

東京で家具デザイナーの仕事をしている河野裕之(室龍太)は、幼少期を過ごした関西を訪れ、
小学校時代の旧友の吉岡雅人(越岡裕貴)を訪ねる。
吉岡の実家は古道具屋を営んでいるらいしが、仕入れもせず品物も少なく、何故か現在は開店休業状態らしい─。
不思議に思ったが多くは突っ込んで聞かない河野。20数年ぶりの再会を喜ぶ2人。
現在吉岡は、妹のミチル、親戚のような孝明、居候の御前崎と4人で暮らしていて、
海外で登山家として活躍する幸(サチ)という恋人がいる。離れてはいるが、毎月のように手紙は届くらしい。

その夜、吉岡宅に泊まることになった河野は、なぜ急に兄を訪ねて来たのかとミチルに聞かれ、
吉岡との小学校時代の思い出を語る。昔クラスのみんなから仲間外れにされた時、
吉岡だけは友達でい続けてくれたという大切な思い出。
しかし、なぜ訪ねて来たのかはよくわからないまま─。
翌日、河野が隠していた“あること”が発覚。その“あること”が原因で東京でつまずき、
自分の居場所や進むべき方向を見失ってしまったという河野。
そんな河野に吉岡は、幸から毎月送られてくる手紙の束を取り出し、恋人のことを話し始める。
なぜ急にそんな話を始めたのか分からず戸惑う河野に、吉岡は海外から届くその手紙が持つ、本当の意味を語り始める─。

【囲み取材の様子】

公開ゲネプロ終了後、吉岡雅人役の越岡裕貴さん、河野裕之役の室龍太さん、
そして脚本・演出を務められた霧島ロックさんの3名が登壇しての囲み取材が行われました。

Q:ゲネプロを終え初日を迎えた今の気持ちは?

越岡さん「残念ながら大阪公演は中止という形にはなってしまったんですけど、東京公演だけでも
幕が開くというのは凄く幸せを感じていて、ポジティブに捉えていこうかなと思っています。
幕が開けられてお客様に見て頂く事が出来るという嬉しさでいっぱいです。」

室さん「キャストの方々とスタッフさんが力を合わせて作った作品をこうして
世に出せる事が凄く幸せだと感じています。」

霧島さん「3人とも地元が関西なので、それだけに大阪公演の残念さは倍増なんですけど、
東京ではなんとかやれる形となって本当に感謝しています。奔走して下さった
制作スタッフの皆さんが見えない所で沢山の苦労をなさっていたと思うので、
お客様を入れて舞台でお芝居が出来る事に感謝しています。稽古がとても楽しかったので、
お客様にも一緒に楽しんで頂けるお芝居にしましょう!」

越岡さん&室さん「しましょう!」

Q:本作は2019年に初演が行われたものだが、作品にはどんな反応をしたのか?

霧島さん「やっぱりメインの2人がキラキラ輝いてる。稽古場に2人が現れた時からまあ、太陽の様に。
空気が変わるというか、牽引していく力と自然に周りの人間がお芝居をしたい、
2人に付いていきたいという気持ちになるんですよね。それはやっぱり凄いなと思いました。」

越岡さん「褒められても何も出ないですよ。」
室さん「出して出して!」

越岡さん「僕は稽古に一番最後に参加させて頂いて、結構皆さんが出来上がっていた状態の中での
参加だったので、不安はあったんですけどカンパニーの皆さんが凄く良い人ばかりで、
そこに僕は飛び込んでいくだけみたいな感じだったので稽古場から結構楽しかったです。
室君とがっつりやるのは初めてです。”一度も一緒に芝居はしたくなかった”んですけど…」
室さん「言葉が違ってるぅ〜!したくなかったんじゃない!してこなかった!意味が違うから!」

越岡さん「本当に良い役者です。やっぱり他の舞台とか色々と経験しているので、後輩ではありますけど、
舞台上では刺激を受けますね。凄いなと思います。堂々としてる感があって。」

室さん「堂々としてるように見えました?緊張しまくりで脇汗びっちゃびちゃやん。
こっしゃんさん(越岡さんのニックネーム)は、本当に自然体というか、全然飾っていないというか、
ほんまに今回の吉岡の役が凄くピッタリに感じて。色々と(越岡さん)の舞台を観させてもらっているんですけど、
それまでのやられた役って、”シュッとした”役のイメージが多かったので、今回の真逆のイメージの
こっしゃんさんを見て、凄いなと思いました。

Q:越岡さんは小学5年生まで関西にいた訳だが、これ程関西弁が多用されるステージの経験は?

越岡さん「関西弁でのお芝居をするのは初めてです。ただ普段親とかと喋る時は関西弁なので、
そんなに違和感無く戻ってこれましたね。イントネーション合ってました?」

霧島さん「(途中で)ちょいちょいシュッっとしてしまう。」

越岡さん「室がコテコテの関西弁で喋ってくるので、自然とこっちも出ちゃいますね。」

室さん「僕もイントネーションが結構、注意をされてて訂正もありました。」

Q:本作を演じて、気持ちに残るものはあるか?

越岡さん「そうですね、これって大きく踏み出す一歩ではなくて、ちょっとだけ踏み出す一歩だと思います。
それって、割と難しい事やったりもするけど凄く皆に支えられているな、ってというのを凄く感じる作品で
普段の日常も支えられて生きているんやなって凄く思うようになったという気がします。」

室さん「稽古の時の休憩時間にこっしゃんさんと喋っていたんですけど、前回出ていた作品も
大阪公演が中止になってしまって、今回も大阪公演が中止になって。
(越岡さんが)すっごい笑顔で、「なんか俺、悪い事したんかな…」って言われたんですけど、
それがグッと来ちゃって。お芝居の中でも誰も悪くない…という部分が作品と重なっちゃって、
その場では笑って過ごしたんですけど、内心は凄く”きていた”という思い出があります。」

Q:稽古を通して二人は仲良くなったと感じるか?

越岡さん「めちゃくちゃ打ち解けている感じはしますけどね。この作品をやるまで
元々あまり喋った事が無かったので、どこから仲良くなったというのはあまり覚えてないんですけど、
関西弁が自然とそうさせたのか、普通に友達みたいな感覚で喋れますね。」

室さん「そうですね。僕の愛敬力がそうさせたんじゃないかなって。こっしゃんさんはほんまに優しいんですよ。
だからなんでも受け入れてくれる。ただ、あんまりいき過ぎると怒られると思っているんですけど、
そんな境界線も無く、ホントに仲良くさせてもらってます。」

越岡さん「器がデカいでしょ?」

室さん「ホントにデカいです。わんこそば位の…」

越岡さん「ちっちゃいな!」

最後に改めて初日への意気込みを

室さん「大阪公演は中止になってしまいましたけども、東京公演はこうして初日を無事に
迎えられますので、今後も引き続き、(新型コロナウイルス感染症の)対策をしながら、
キャスト、スタッフさん共に力を合わせて良い作品になる様に突っ走っていきたいと思います。」

越岡さん「こういう状況下なので、本当にスタッフの方々が安全な状態でやってくれているので、
お客様は本当に安心して劇場に足を運んで貰えたらなと思うのと、残念ながら大阪の話を
大阪で出来ないというのはあるんですけども、博品館、そしてニッショーホールがあるので、
最後まで誰一人欠ける事無く、千秋楽まで突っ走っていきたいと思います。よろしくお願いします。」

【舞台「ッぱち!」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2021年5月13日(木)〜5月19日(水)
大阪公演:※公演中止
東京凱旋公演:2021年5月28日(金)〜6月6日(日)

※2021年5月7日に大阪府から発出された緊急事態措置に基づく要請を受け、大阪公演全日程を
中止とさせていただきます。本公演を心待ちにしてくださっていた皆様には、深くお詫び申し上げます。

<会場>
東京:銀座博品館劇場
東京凱旋:ニッショーホール

<公演時間>
約2時間(途中休憩無し)

<料金>
9,300円
(全席指定・税込)
※会場内ではマスクの着用を必須とさせていただきます。必ずご持参ください。

<出演者>
吉岡雅人:越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)

河野裕之:室龍太(関西ジャニーズ Jr.)

御前崎ヒロシ:三谷健秀

吉岡ミチル:天野弘愛

石橋玉子:香月健志

白石ケン:斉藤太一

竹本祥子:斉藤ゆき

風間孝明後:藤英樹

<STAFF>
作・演出:霧島ロック
企画・製作:ニッポン放送 / ミックスゾーン / ポニーキャニオン