2023年6月5日(月)~6月13日(火)まで東京都千代田区の東京国際フォーラム ホール Cにて、
その後福岡・キャナルシティ劇場、大阪・COOLJAPAN PARK OSAKA WWホールにて、
ミュージカル『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』が上演されます。
19世紀半ば、アメリカ北部でじょせいの権利を求めて労働運動を率いた実在の女性サラ・バグリーとハリエット・ファーリー。
全米ベストセラーとなった作家ルーシー・ラーコムの回想記「A New England Girlhood(=ニューイング欄での少女時代)」
を原作に、劣悪な工場の環境の中で働かされていた女性達が自身の尊厳と労働環境の向上を求め、
世の中を動かしていく姿を描くヒューマン・ストーリーです。
アメリカ・ブロードウェイで活躍する新進気鋭の作曲家コンビ、クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニーによって作られた
パワフルでソウルフルなロックサウンド満載の原案をもとに、日本で活躍する板垣恭一をはじめとする
豪華クリエイティブチームが集結し、日米クリエイターの共作として2019年に初演。
女性たちの人権を求めた闘いと連帯の物語が大きな話題となり、読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した本作が約4年の時を経て再演。
再演にあたり、作曲家コンビ、クレイトン&ショーンによる新曲を追加し、振付も一新、
初演よりブラッシュアップした2023年版『FACTORY GIRLS』が誕生します。ぜひご期待ください。
文章の力によって女性たちの尊厳を取り戻し、労働環境を改善しようと奮闘する
主人公のサラ・バグリーを演じるのは柚希礼音。そして、サラと対立しながらも深い友情を結ぶ
総明な女性ハリエット・ファーリーを、ソニンが演じます。
初演に続き、変わらない力強さと、さらにパワーアップした二人の再タッグにもご注目ください。
共演には、サラとハリエットの同僚で心優しいアビゲイルに実咲凜音、ラーコム夫人の娘ルーシーに清水くるみが続投。
さらに、華やかな生き方で人生を謳歌するマーシャに平野綾、政治家を目指して修行中のベンジャミン・カーティスに水田航生、
労働争議の支援者になる青年シェイマスに寺西拓人、サラたちの暮らす寮の管理人ラーコム夫人に
春風ひとみら新たなキャストも迎え、上演します。
2023年6月5日(月)、東京公演初日の開幕に先立ち、同日日中にキャスト等が登壇しての囲み取材と公開ゲネプロが行われました。

【囲み取材の様子】

東京国際フォーラム ホール Cのロビーにて行われた囲み取材には、サラ・バグリー役の柚希礼音さん、
ハリエット・ファーリー役のソニンさん、アビゲイル役の実咲凜音さん、ルーシー・ラーコム役の清水くるみさん、
マーシャ役の平野綾さん、ベンジャミン・カーティス役の水田航生さん、
そして本作の脚本・歌詞・演出を務めた板垣恭一さんの7名が登壇。

Q:初日を迎えたが、自身の役の見所は?

柚希さん「初演から3年半経ちまして、そして再演できる事を心から嬉しく思っております。
3年半が経って、それぞれ初演メンバーも、再演から加わる新メンバーもそれぞれの3年半が
凄く詰まっているなと思う位、さらに深くなっている作品になっております。
私自身、この『FACTORY GIRLS』から毎日稽古をしながらパワーを貰ったり、背中を押してもらったりして
稽古をしてきました。そのパワーがお客様に届くと思いますので、多くの方に観ていただきたいです。」

ソニンさん「今、柚希さんのコメントを聞きながら3年半の事を思い出して泣けてきて。
前回、我々が初演をした時の後にコロナが始まり、我々は稽古中にマスクが外れ、
何かこの再演までの間に色んな事を乗り越えて、こうやって家族の皆に会えてこの初日を迎えたんだなと。
初演と変わらず再演も、誰も前進する事を止めず、常にずっと歩き続けて、前に進み続けて切磋琢磨して
試行錯誤しながら再演バージョンを新しく作り上げて来ました。この物語は紡績工場のお話なんですけども、
皆の太い太い糸が重なり合ってお客様を交えて布になっていくんだろうなというのが、
今日迎えられるんだなと思うと凄く嬉しくって、初演から更にパワーアップしてお届け出来る事を
私は勝手に確信をしております。多くの方々にその景色を観ていただきたいなと思っております。」

実咲さん「お稽古場から今日まであっという間の時間で、お稽古の時からちえさん(柚希さん)は
何時も誰よりも(稽古場に)早く入って発声練習をされており、何処からか声が聞こえてくるという、
誰よりもお稽古をされているという印象で、ソニンさんも誰よりも役の事を考えて毎回お稽古場で
調整されているのを見て、という良いチームワークでお稽古場を迎えて今日を迎えられたなという風に感じてます。
初演から時間も経って二度目の挑戦の役に成りますけども、私自身もアビゲイルという役に
共感出来る部分が凄く多くて更に大好きになっているなと実感しています。
沢山の方に観ていただきたいなと思うので、初日に向けて意気込んでいます。」

清水さん「そにんにん先輩が凄く素晴らしい事を言って下さったので。
私は再演というものに出るのが初めてなので、思い入れとかもありますし、お客さんの反応がどうなるのかというのも
凄くワクワクしています。新キャストも加わり新しい作品になっていると思うので、皆さん是非観に来て欲しいです。」

平野さん「私は再演からの参加になるんですけども、稽古場の熱量が毎日毎日物凄くて。
カンパニーって、その作品が終わると次の現場でまた会えたら…って、一気に解散ってなっちゃうんですけど、
本当に解散したくないなと、始まる前から思ってしまう様な。今まで皆で物凄い時間を一緒に過ごして
家族のような感覚で一緒に取り組んでいた様な気持ちにさせられる作品って凄く素敵だなと思いながら
稽古をさせていただきました。なので、沢山の方に観ていただきたいです。」

水田さん「見所は全てファクトリーガールズだと思っております。生きる力みたいなのをとても感じますし、
そういうパワーというものは観ているお客さんに絶対に伝わると思っております。
夫々が夫々の道を必死に生き抜こうとしている生きる力を是非とも劇場で観て感じていただければ嬉しいなと思っております。
(ガールズに)勿論、圧倒されておりますけども、一体感と言いますかボーイズ・ガールズ分け隔て無く、
スタッフ、キャストさんを含め、一つのカンパニーとして一致団結していると思うので、
そこは圧倒されて蚊帳の外から見ているという感覚ではなくて、共に創っているという感じで。
僕は再演からなんですけども、ソニンさんとお芝居の事をお話しして皆さんの素敵な所をたくさん知っているので、
全てはブログに書きたいなと思っています。」

板垣さん「先ず、このミュージカルはオリジナルミュージカルです。ここは皆さんおさえて下さい。
楽曲はクレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニーが作っておりますが、脚本は僕が書いており、
何処の国でも上演されておりません。台本が仕上がっておりませんでした。だから僕がオリジナルで話を作りました。
その上で見所が2つ。一つは人間ドラマを書いたという事です。女性が主人公ではございますが、
現代を生きる我々にも関係がある労働問題とか、差別の問題とか、貧困の問題を書きました。
もう一つは、再演でありオリジナルであるので好き勝手にブラッシュアップが出来る。
レプリカのミュージカルではないので何の制限も無く、「このセリフもう一声ありませんかね〜」ってなったら、
じゃぁこうする?とか。振付も全部作り変えましたし、舞台美術も違いますし、新しいメンバーも入ったので
全く新しいものを改めて作ったというのが一つの見所でございます。」

Q:初演から3年半、変化や上手くなったと感じた俳優は?

板垣さん「先ずは初演の4人は3年以上の時を経て、人としての重さというものが明らかに増していて、
それが反映されやすい舞台なんだなというのを噛みしめております。
有体の言葉ですけど、ドラマに深みを増したんじゃないかな、重みもついたなと思っております。
後、新しいメンバーのお二人、綾ちゃんはアイディアを凄く沢山持っていて、色んな技術を持って
新しい風を吹かしてくれて凄く頼りにしています。航生君はこんなにキレイにプリンスをやる奴がいるのかと。
素晴らしい演技ぶりで、ソニンさんとの二人のシーンでは、航生君に見惚れていて
ソニンさんに怒られるという事態が起きております。後、ここにはいないんですけど、
寺西拓人君が今回、再演組で参加をしていて移民の役なので、色々なダークサイドも含めて背負わなきゃいけない。
初期段階で彼が持っている爽やかさでシェイマスというキャラクターをやってくれて、
これは爽やかすぎるなと思って悩んだ演出家の私は寺西君に「屈折してみようか」と言ったら、
翌日からちゃんと屈折したキャラクターを作ってくれて、この人凄く出来るなと。
色々な新しい発見がある稽古場でありました。」

Q:本作はペンで人に物事を伝えたいミュージカルだが、今誰かに伝えたい事は?

水田さん「僕は舞台出る時、基本的にこういう髪形をしたりとかする時によく相談をする方がいまして、
それは柚希礼音さんなんですけど、今聞きたいんですけど今日の僕の髪型如何ですか?」

柚希さん「いやぁ、ちょっと直さなアカンわ。」

平野さん「見て分かると思うんですけど、皆さんよく喋るんですよ。常に会話が途切れなくて。
この会見の前に向こうで待っている時とか爆笑が起きる位にずっと喋っていて、毎日楽しくやらせていただいていますというのが
皆さんに届けば良いなと思います。」

清水さん「にんにん先輩が可愛いという事です。本当に完璧に見えるし何でも熟すんですけど、
何時も何かチャーミングな部分があって可愛いというのが初演の時は探れなかった部分で凄く慕わせてもらっています。」

ソニンさん「劇中では慕ってくれる役なんですけど、現実ではイジられています。さっきも楽屋で支度中に邪魔しに来て
そんな時間も愛おしいです。」

実咲さん「個人的には舞台稽古を拝見しておりまして、ちえさんが一番奥の台に立っていても光っていましたという。
ちえさんはやっぱりどこにいても存在感があるんだなという事を改めて思いました。」

ソニンさん「作品の事ではないんですが、今朝、タクシーを呼んだのに、来た筈なのに全然見当たらなくて。
そこに丁度、私が呼んだのとは違う空車のタクシーが通ったので、手を挙げた瞬間にキーホルダーが弾けたんですよ。
しかもそのキーホルダーがとても大切な人に頂いた物だったので、何とか探したんですがキーチェーンの部分が見つからなくて、
タクシーの運転手さんも探してくれて20〜30分して奇跡的に道路の溝から見つけて下さって。
本当に感謝しますというのと同時に今日は何か起こるなという予感がしたのと、人から頂いた物は大切にしようと思った所です。」

柚希さん「間もなく初日なんだと思うとワクワクドキドキですけども、早くお客様にお会いしたい、
闘志がメラメラと燃えているという事でございます。」

Q:座長として気配りをしている事は?

柚希さん「座長って本当に色々な形があって、自分もトップをさせていただいていた時に色々と頑張ってみたんですけども、
結局、自分の事を一生懸命、作品の事を兎に角、毎日毎日成長する様に日々やっている事を皆が見てくれているんだなという所に
落ち着きましたので、今回の再演もその様にさせていただいております。」

最後に公演を楽しみにしているファンへのメッセージを。

水田さん「僕は再演からの参加なんですけども、初演を踏襲して再演ならではの素晴らしい世界になっていると思うので、
是非劇場に足を運んで下さい。よろしくお願いします。」

平野さん「上演期間が意外と短くて公演数も限られているので、悩んでいる方は劇場にぱっと足を運んでいただければと思います。
お待ちしています。」

清水さん「綾ちゃんの通り、本当に短い期間で1週間位しかないので、観に行きたいなと思うだけだと直ぐに終わっちゃうので、
トークショーが設定されている回もあるので、そちらも併せて観に来て下さい。」

実咲さん「様々な人間性とキャラクター、役所が沢山ありますので、観に来てくださった全ての皆さんとは言いませんけど、
一つのワードでも共感出来るなという所があったら良いなと思いますし、それを活力としていただけたらなと思いますので、
是非お待ちしています。」

板垣さん「ちょっと人生に疲れている人とか、挫折を経験した事がある人とか、今ハッピーな人も含めて
ほんのちょっとだけ背中を押す作品になっていると思われます。是非観に来て下さい。」

ソニンさん「先程、紡績工場の話をさせていただいたんですけども、その中で文章を書く力がある女性達の寄稿集、
「ローウェル・オファリング」の編集長役を私はやらせていただいているんですけども、その当時は
女性が発言をする権利すら持っていなくて、実際に会ったローウェルの工場の子達が文章を書いて
寄稿集が凄く有名になってという実話を基にしています。今やSNSで誰もが発言をする権利を持っていて、
でもその当時はそれが世界中の人達に見てもらえるという事が本当に興奮でありそしてそれと共に責任を持って、
そしてそれと共に付いてくるリスクというのも物語の中で描いています。多分、客席の全員の方が
SNSをやっていたり発言をしていたりすると思うので、凄く共感をしたりだとか身につまされる思いをする様な
ストーリーも待っております。現代に通ずるメッセージがたくさん詰まっておりますので、お客様に沢山の物が伝わると思っております。」

柚希さん「作品のポスターを見ると女性が強そうな、女性がメインのお話なの?とよく言われるんですけども、
本当に言いたい事は女性が男性を攻めているお話ではなく、女性も人間としての人権を闘っていくお話なので、
19世紀のアメリカのお話ですけども、今現在の皆様にも色々と刺さる所があると思っております。
私も稽古をしながらも煮えくり返る様な色んな感情で毎日を過ごしております。
最後は凄くハッピーエンドで終わる訳ではないですけども、また明日から頑張ろうと
思える作品になっていると思いますので、ぜひ多くの方に観ていただきたいと思っております。」

【あらすじ】

19世紀半ばのアメリカ・ローウェル。そこは多くの人々の夢と野望が渦巻く街だった。
産業革命により大規模な紡績工場が誕生し、ローウェルには多くの先進的な女性たちが集まり、
ファクトリーガールズとして働いていた。ガールズの寄稿集「ローウェル・オファリング」は
自由を夢見る女性たちにとって憧れであった。サラ・バグリー(柚希礼音)もそんな一人。
彼女は貧しい家族を助けるため、そして自らの自由を得るために、故郷を旅立ってローウェルにやってくる。

しかし、ローウェルの工場で彼女が目にしたものは、轟音をあげる織機、理不尽な抑圧、そして機械のように働くガールズ。
衝撃を受けるサラだったが、ラーコム夫人(春風ひとみ)の管理する寮で、心優しいアビゲイル(実咲凜音)や
ラーコム夫人の娘ルーシー(清水くるみ)をはじめとする仲間たちに出会い、
人生を謳歌するマーシャ(平野綾)の華やかな生き方などにも刺激を受ける。
そして、中でも「ローウェル・オファリング」編集者としてガールズの憧れの存在であった
ハリエット・ファーリー(ソニン)との出会いによって、彼女は文章を書くことに新たな自分を発見し、
ハリエットもまたサラの文才を認め、2人はいつしか深い友情で結ばれていく。

しかし、工場のオーナーであるアボット(原田優一)は、競合の出現によって
業績の落ちてきた自分の工場を立て直すべく、労働時間の延長を図る。
それは、ガールズにとっては生命に関わる労働環境の悪化を意味するものだった。

ファクトリーガールズが動揺に包まれる中、新しい労働新聞「ボイス・オブ・インダストリー」の
ライターのシェイマス(寺西拓人)との出会いによって、自分の文章を武器に労働争議へと身を投じることを決意するサラ。
一方で、「ローウェル・オファリング」の発行人であるマサチューセッツ州議会議員のスクーラー(戸井勝海)と
甥のベンジャミン(水田航生)は、ハリエットを編集長に抜擢し、ローウェルの工場の投資家集めのためのシンボルにする。
幼い時に両親を亡くしてからの居場所である工場と仲間を、彼女のやり方で守ろうと奔走するハリエット。
いつしか2人の生き方はすれ違い、ローウェルをゆるがす事態に発展する中で、悲劇が起こる。

様々な思惑が渦巻く中、自分の信念に生きようとするサラとハリエット、そしてファクトリーガールズが闘いの末に辿り着く未来とは…

【メインキャストコメント】

サラ・バグリー役:柚希礼音
「2019年の初演。この作品をみんなで作り上げている時、とても充実した稽古、本番を過ごしました。
その年の読売演劇大賞優秀作品賞をいただき、みんなで大喜びしたことは、私にとって大きな糧になりました。
自分にとっても待ちに待った再演で、時代に合わせてブラッシュアップし、この作品を再びお届けできるのが嬉しいです。
初演から3年半経ちますが、その間に学んだことを使いながら、またゼロから”サラ・バグリー”を
作り上げられるのが楽しみでなりません。この作品の持つ力は偉大だと思っています。
より多くの方にお届けできるよう、初演キャスト、そして新たに加わってくださったキャストの皆様、
演出の板垣さんとともに一丸となり頑張りますので、楽しみにして頂けると嬉しいです。」

ハリエット・ファーリー役:ソニン
「初演時に演出の板垣さんと沢山話し合い、模索しながら共に世界初上演を作り上げてく様は、
編集長である役柄ともリンクし、思い入れ深い作品です。女性にスポットをあてた労働系ミュージカルが
新鮮に感じて頂けたのか、「再演はないのか」との声を絶えず頂きました。子の再演は必然であると信じています。
作品自体をブラッシュアップし、私自身も役柄同様、女性工員に敬われるリーダー的存在であれるよう
より責任感をもち、カンパニー一丸となって更なる高みを目指して、お届けいたします。」

アビゲイル役:実咲凜音
「再びこの作品へ参加できる喜びでいっぱいです。さまざまなかっこいい女性が出てくる中でもアビゲイルの優しさ、
しなやかな強さは初演の時から大好きでした。愛を持って演じていきたいと思っています。
ぜひ、女性が力強く生きる姿に共感していただけたら嬉しいです!」

ルーシー・ラーコム役:清水くるみ
「稽古場から悩みに悩んで、愛情を込めて役作りしたルーシー・ラーコムをまた演じられること、とても嬉しく思います。
女性を中心とした作品は日本にとって新しい試みだなと思い、初演の時に、多くの人に観ていただきたいという気持ちで、
自分のSNSで大いに語ったことを思い出します。笑 賞をいただいたことで以前よりもたくさんの方に
興味を持っていただけているかなと、身の引き締まる思いです。個人的には自分が出演した作品の
再演に出演するのが初めてなので、また新しいキャストの方を迎えて、どんな作品になっていくのか、すごく楽しみです。
是非、みにきてください!」

マーシャ役:平野綾
「初演の際、皆様の溢れるエネルギーと今の時代に相応しいメッセージ性にとても感動しました。女性の為の…と
あまり強調しすぎても難しいので、”女性視点で描かれた、全女性を奮い立たせる作品”という認識で取り組んでいきます。
「このメンバーで革命を起こしたら絶対に負けない!」というメンバーが揃っていると思いますので、
チャレンジだった初演の勢いを受け継ぎながら、新しいマーシャ像を作っていけたらと思っています。」

ベンジャミン・カーティス役:水田航生
「この度ベンジャミン役で出演します水田航生です!僕は再演からの参加なのですが、初演の時の想いを
リスペクトをもって踏襲しつつ、再演ならではの役を創り上げていければなと思っています!
個人的には寺こと寺西君とようやく舞台上で共演できるのも楽しみの一つです!ガールズの皆さんの熱量に呼応して、
我々ボーイズも強い想いを持って演じていきたいと思います!どうぞよろしくお願いします!」

シェイマス役:寺西拓人
「この度、「FACTORY GIRLS」にシェイマス役で出演をさせていただきます、寺西拓人です。
この素敵なチームに、新しく参加させていただくことになり、大変光栄です。再演ということですので、
初演へのリスペクトを持ちつつ、丁寧に演じたいと思います。強く美しい女性たちの闘いを是非劇場でご覧ください。
女性は強い。僕も頑張ります。」

アボット・ローレンス役:原田優一
「初演に引き続き、工場長を演じます。工場の徐セリたちに無理を押しつけます。押しつけまくります。
現代において、それは社会の流れに反している存在の役です。もしかしたら、初演時よりも
浮き彫りになっている問題かもしれません。だからこそ、やり甲斐を感じる役をいただけたと思います。
なぜなら、このような役があるからこそ芝居において社会を反映するのです。今やるべき演劇なのだと思います。
そんなことを思っていたら、重圧を感じて眠れなくなりました。どうしましょ。」

ウィリアム・スクーラー:戸井勝海
「大好きな作品の待ちに待った再演、参加できて本当に嬉しいです。女性だけではなく男性が見ても本当に面白い、
男性の心にもしっかりと刺さっていく作品です。18世紀が舞台とはなっていますが、今の時代でも人の生き様は変わりません。
人のために生きた時の、人の持つ可能性の力、凄さを感じさせてくれる人間蘇生のドラマだと思っています。
自分にも何かできるんじゃないか、そんな風に思わせてくれる作品です。感謝しつつ全力で努めます。」

ラーコム夫人/オールドルーシー役:春風ひとみ
「新入生の春風ひとみです、前作から、キャスト、スタッフのみなさんが愛情込めて作られた作品に、
先ずは自然に溶け込めますよにと願うばかりです。そして新しい風も暖かな物を吹かせられたら良いなぁと思っています。
自由を求め闘った女性達の物語。昔から闘う女性が大好きなんです。胸ときめかせながらのお稽古になる事でしょう。
楽しみでなりません。きゃっ!」

【『FACTORY GIRLS 〜私が描く物語〜』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2023年6月5日(月)〜 6月13日(火)
福岡公演:2023年6月24日(土)・ 25日(日)
大阪公演:2023年6月29日(木)〜 7月2日(日)

<会場>
東京:東京国際フォーラム ホールC
福岡:キャナルシティ劇場
大阪:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

<上演時間>
約3時間(20分間の途中休憩を含む)

<披露楽曲>
『一幕』
:オーバーチュア
:川の呼ぶ声(ハリエット)
:何かが待っている(サラ、ヘプサベス、マーシャ)
:機械のように(サラ、ガールズ)
:オシャレをしたい(マーシャ、ヘプサベス、ガールズ、ボーイズ)
:理想の工場〜夢が作られる場所〜(アボット、スクーラー、ハリエット)
:ミセス・ラーコムの晩御飯(BGM)(ラーコム夫人)
:自由か死か(サラ、アビゲイル、ルーシー、ガールズ)
:ローウェル・オウファリング(サラ、ハリエット、マーシャ、ガールズ)
:あなたと出会えて(サラ、ハリエット)
:鉄の絆(ベンジャミン)※再演からの新曲
:舞踏会(男女)
:ユートピア(シェイマス)
:母からの手紙(ラーコム夫人)
:太陽を返して(サラ、ルーシー、グレイディーズ、アビゲイル)
:私の声を聞いて(サラ、ハリエット、ガールズ、男女達)

『二幕』
:アントラクト
:キャンペーン(サラ、ハリエット、ガールズ)
:自由の国の娘たち(サラ、ハリエット)
:キルトの歌(ガールズ)
:10時間労働(サラ、アビゲイル、ルーシー、グレイディーズ、スクーラー、アボット)
:手をつないで(グレイディーズ、マーシャ、アビゲイル、ルーシー、フローリア)
:剣と盾(サラ、ガールズ)
:言葉の戦争(アビゲイル、ガールズ)
:ペーパードール(ハリエット)
:対決(サラ、ハリエット)
:私たちの中のあなた(サラ、アビゲイル、ルーシー、ガールズ)
:ストライキ(サラ、ハリエット、ガールズ、ベンジャミン、シェイマス、アボット、スクーラー)
:あなたと出会えてrep(全員)
※全26曲

<料金>
東京・福岡:S席13,000円 A席9,500円 B席6,000円
大阪:全席13,000円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可
※やむを得えない事情により、出演者並びにスケジュールが変更になる場合もございます。出演者変更の場合でも他日への変更・払い戻しはいたしかねます。
※公演中止の場合を除き、払い戻しはいたしかねます。ご了承のうえ、お申込みください。
※車いすでご来場予定のお客様は、予めS席チケットをご購入のうえ、公演日時・座席番号をイープラスへお知らせください。

『チケット発売』
好評発売中

「プレイガイド」
イープラス:「FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜」のチケット、舞台・公演、配信情報 - イープラス (eplus.jp)
チケットぴあ(Pコード:517-570):FACTORY GIRLS 〜私が描く物語〜 | チケットぴあ[チケット購入・予約] (pia.jp)
ローソンチケット(Lコード:34523):FACTORY GIRLS 〜私が描く物語〜|演劇のチケット ローチケ[ローソンチケット] (l-tike.com)
楽天チケット:FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜|楽天チケット (rakuten.co.jp)

「問い合わせ」
イープラス:050-3146-4793(全日10:00〜18:00)

<出演者>
サラ・バグリー:柚希礼音
ハリエット・ファーリー:ソニン

アビゲイル:実咲凜音、
ルーシー・ラーコム:清水くるみ
マーシャ:平野綾

シェイマス:寺西拓人

ヘプサベス:松原凜子
グレイディーズ:谷口ゆうな
フローリア:能條愛未

アボット・ローレンス:原田優一

ウィリアム・スクーラー:戸井勝海

ラーコム夫人/オールドルーシー:春風ひとみ

佐々木 崇
丸山泰右
酒井翔子
杉山真梨佳
井上花菜
舩山智香子
半澤昇
國末慶宏
山﨑感音
久信田敦子
鈴木里菜

<STAFF>
作詞・作曲:クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニー
脚本・歌詞・演出:板垣恭一
音楽監督:大崎聖二
美術:乘峯雅寛
照明:髙見和義
音響:佐藤日出夫
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:宮内宏明
振付:当銀大輔
歌唱指導:安倉さやか、酒井ゆか
アクション指導:渥美博
演出助手:守屋由貴
舞台監督:藤崎遊
宣伝美術:山下浩介
宣伝写真:神ノ川智早
宣伝:ディップス・プラネット
票券:イープラス
制作助手:伊藤宏実、福島美咲、大川未希子
制作:山浦依里子、原田咲希、村田眞理名
アシスタントプロデューサー:山本知伽
プロデューサー:多田里奈、関詩織
エグゼクティブプロデューサー:小見太佳子
東京公演主催:アミューズ/イープラス
福岡公演主催:キョードーグループ/サンライズプロモーション東京
大阪公演主催:関西テレビ放送/キョードーグループ
企画・製作:アミューズ