本を読みふけりたい人のための、静かな時が流れる“読書”専門店。初台「fuzkue」

本を読みふけりたい人のための、静かな時が流れる“読書”専門店。初台「fuzkue」

東京・初台に、本好きにとってはたまらないお店があります。単なるブックカフェとも少し趣の異なる、おいしいコーヒーや軽食を片手に一人でじっくりと本の世界と向き合える「本の読める店」。静けさが約束された落ち着ける店内には、心地よい音楽といい時間が流れています。
本の読めるお店「fuzkue(フヅクエ)」があるのは、京王線・初台駅の南口を出てわずか30秒ほど歩いたビルの2階。路上の小さな看板を見逃さないでくださいね。階段を上ると、扉の向こうには「本と過ごす」特別な空間が広がっています。
「本を読むことが歓迎される場所で、本を読みたい」というオーナー・阿久津隆さんの理想を体現したお店では、ほとんどの人が1時間半以上、平均で2時間半ゆっくりと過ごします。4〜5時間以上滞在される方も多いのだそう。

ひそひそ話を含めて基本的に私語は禁止(パソコンの使用は限定的)です。静かな環境で周りを気にせず本の世界に没頭できると、2014年10月のオープン以来、読書好きのあいだでじわじわと人気を集めています。

一人掛けのソファに、日の当たるカウンター席。席が空いていれば、何度でも移動や出入りは自由です。本を読むのに、一番しっくりくる場所を探す楽しみもありますね。
本棚に並ぶのは、海外文学を中心にエッセイや漫画など幅広いジャンルの本たち。必ず気になる本が見つかるはずですよ。もちろん自分で読みたい本を持参して構いません。


ラテンアメリカやヨーロッパを舞台に、謎の作家・アルチンボルディを追い求める男女を描く壮大な物語。
850ページ以上にも及ぶボリュームながら、実際にリュックに入れて旅をしたこともあるという阿久津さん。常に背中に重みを感じながら旅をするのがまた良いのだそう。読み終わればきっと、長い長い旅を終えた気分になることでしょう。
イラク戦争開幕のさなか、渋谷のライブハウスで出会った男女が紡ぐラブホテルでの5日間。
「なんか旅行にきたみたい」の台詞に、渋谷という馴染みのある街も旅という非日常に変えられるんだ、と気づかされたそうです。岸田国士戯曲賞の受賞作品。
体制に反対し社会のルールから逸脱した若者たちが、自堕落な日々を送りつつ、自由気ままに旅をします。1950年代のアメリカを舞台に、自動車・バス・ヒッチハイクで大陸を横断するヒッピーたち。読みすすめれば、まるで彼らと一緒に旅をしているような気分になるかも。
ポケットサイズの文庫本なので、こちらは旅のお伴にもぴったりです。
食事がおいしいことでも知られる「フヅクエ」。13種類くらいのスパイスを使った爽やかな香味のカレーは、マイルドでやさしい味わいです。たっぷり生姜が入った、身体にもうれしい具だくさんカレー。
他にもヘルシーな「野菜中心の定食(1000円)」、本を読みながらつまむのにぴったりな「鶏ハムのサンドイッチ(800円)」、香り高いコーヒーも人気のメニュー。お酒やおつまみの種類も豊富です。
席料は、メニューのオーダーごとに少なくなっていく独自のシステムを採用しています。席料の案内や諸注意について、ぎっしり書かれた“メニュー表”もフヅクエの味のひとつ。つねに何かしらの文字を読んでいたい、という活字中毒気味の人には最適なので、来店したときのお楽しみに。

なお「本の読める場所」フヅクエは、本を読むのに最適な空間ではありますが、読書以外をしてはいけないお店ではありません。編み物をしたり、絵を描いたり、またはコーヒーを飲みながら考えごとをしたり……静かな空間でリラックスしながら、心置きなく素敵な時間を過ごしてみてはいかがでしょう。


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