店名がユニークな「ヨヨナム」は、ベトナム料理とワインのお店。野菜をふんだんに使い、すっきりとした味わいの料理は日本人になじみやすく、ベトナム人にもおいしいと感じられるもの。人気の「たっぷり野菜のカリカリ和え麺」は約10種類の具が彩り鮮やかで、よく混ぜていただくとそれぞれの味や香り、ほどよい辛さ、ナッツの食感が楽しいです。

ビストロのように料理とワインをゆっくりと

地下鉄代々木公園駅から歩いて3分。「ヨヨナム」は通りから奥まった場所に建つ一軒家を改装。1階と2階にテーブル席やカウンター席、テラス席、個室が設けられ、窓の外から時折、小田急線の電車がガタンゴトンと走る音が聞こえてきます。

お店の始まりはオーナーのヤマモトタロヲさんがフランスでアジアの味恋しさにベトナム料理店に通い、日本にもベトナム料理とワインを気軽に味わえるお店がほしいと思ったこと。料理研究家の植松良枝さんに手伝ってもらい、そのペアリングを楽しめるメニューを作りました。

ベトナムの食材や調味料を使いつつ本場の味そのものではなく、ベトナム料理を身近に感じてもらうために日本人が食べやすい味に。季節感を大切に、食感や見た目の彩りにもこだわり、常にお客さんの声も取り入れて、次々と新しいメニューを提供しています。

また、フランスでおなじみのゆで卵料理「ウフマヨ」などのビストロメニューもベトナム風にして提供。エスニックな味わいと合うように、すっきりと軽やかな味わいのナチュラルワインを用意するほか、ベトナムのビールやオリジナルカクテルも揃えています。

ランチは週替わりや定番のメニューが4種類

おすすめのランチメニューはベトナムのサンドイッチ「バインミー」。現地のパンと同じ軽い口あたりになるように米粉を配合した自家製のパンは外パリパリで、中はしっとり。ほんのり甘く、2週間ごとに変わる野菜やお肉などの具とよくなじみます。

「豚焼肉のパクチートマトサルサ バインミー」は、甘辛く炒めた豚肉とスパイシーなトマトサルサソースが相性ぴったり。トッピングしたミントのさわやかさ、にんじんと大根のなますの香りや酸味、コリコリの食感が最高のアクセントになっています。

「たっぷり野菜のカリカリ和え麺」は季節ごとに変わり、「春仕様」は5月末までの予定。卵麺のまわりに菜の花、白きくらげ、山椒風味の細切り新じゃが、パクチー、グリーンカレー味の鶏肉そぼろ、カシューナッツやジャイアントコーンなどが盛られます。

麺の上には、ピリッと辛くてレモングラスの香りがさわやかな自家製チリオイル。すべてをよく混ぜれば混ぜるほど、食べ進めるごとにいろいろな味が重なり合います。シャキシャキカリカリと食感も楽しくて最後まで飽きず、野菜も多いのでぺろりと食べてしまいます。

メニューをテイクアウトして代々木公園へ

テイクアウトもできるため、近くの代々木公園で緑に囲まれながらいただくことも。ベトナム料理のエスニックな風味に海外旅行に出かけた気分にもなれそうですね。